プロフィール
市川 澄子(声楽家・ヴォイストレーナー)
東京藝術大学声楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。
大学在学中、藝大バッハ・カンタータ・クラブに所属し小林道夫氏に指導を受け演奏活動を開始。
学部4年時に朝日新聞社主催「藝大メサイア」のアルトソリストに選ばれる。
宗教曲からオペラ、室内楽、リート、現代音楽までソリストとして幅広く活躍。
1988年渡伊。イタリア国内でラジオ出演、ガラコンサート、宗教曲などソリストとして演奏活動を始める。
1989年・1990年オーストリアザルツブルク・モーツァルテウムにてマスタークラス修了。
1991年オペラ「蝶々夫人」のスズキ役でフランスのマルセーユ歌劇場でオペラ歌手としてデビューし好評を博す。
1992年ヴェネツィア国際音楽祭に日本人ソリストとして招かれ、ヴィヴァルディとペルゴレージ両作曲家の「スタバト・マテール」を演奏するなどヨーロッパ各地でソリストとして演奏活動を行う。
1993年帰国。HBC創立50周年記念演奏会の小林研一郎指揮ベートーヴェン作曲交響曲「第9」のアルトソリスト及び合唱指導を担当するなど、演奏活動を行う一方、後進の指導やNHK全国学校音楽コンクール・全日本合唱コンクール・全日本おかあさんコーラス・札幌市民芸術祭市民合唱祭・札幌ヴォーカルアンサンブルコンテスト・毎日学生音楽コンクール・全日本学生音楽コンクールの審査員など行っている。
故戸田敏子、小林道夫、故東敦子、カーリン三上、M・メルツァー、R・エリー、M・ミネット、P・M・フェッラーロ、G・バンブリー各氏に師事。
北海道大学混声合唱団ヴォイストレーナー